転倒は、高齢者が生活するなかで一番起こりやすい事故です。
ひどい場合には、骨折や頭部外傷だけでなく、命の危険につながるおそれがあります。
では、転倒を予防するにはどうしたら良いのでしょうか。
▼転倒を予防する方法
■原因を減らす
転倒が起こる原因は「小さな段差がある」「床が片付いていない」「暗くて見えづらい」「濡れていて滑りやすい」などです。
部屋を片付けて歩きやすくしたり、照明を設置したりするだけでも転倒のリスクを減らせるでしょう。
また、リフォームをして段差をなくしたり、手すりをつけたりするとさらに安全です。
■現在の心身状態を把握する
体力の低下や病気などが原因で、転倒につながる可能性もあります。
今の体力や日々の行動・処方薬の内容や服用時間などを把握し、どのようなリスクがあるか予測を立てることで転倒を予防しましょう。
■運動をして体力や筋力を強化する
体力が低下すると身体のバランスを保ちにくくなるため、転倒につながる可能性が高くなります。
日頃から散歩や体操などの運動を習慣づけることで、体力や筋力がつき転倒のリスクを減らせるでしょう。
毎日無理なく、普段の生活のなかで続けられる範囲で行うことが大切です。
▼まとめ
高齢者にとって、転倒は命にかかわる危険性もあります。
「原因を減らす」「現在の状態把握」「体力や筋力の強化」を行うことで、高齢者の転倒を予防できるでしょう。
『合同会社醫鍼伊﨑』では、生活援助や身体介護のサービスを行っております。
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